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トルコ・シリア大地震 緊急食糧配布を開始しました



2月6日に発生したトルコ・シリア大地震の被災地では余震が続き、3月下旬に入っても大きな揺れを感じることがあります。この地震により、トルコとシリア両国で56,000名以上の方々が命を落としました(3月20日現在)。


みなさまからのご寄付やご協力により、被災地のひとつであるトルコ・シャンルウルファ県にて、同地で被災したシリア難民家族の方々へ緊急食糧配布を開始しました。


対象地であるシャンルウルファ県では地震に続き、3月14日・15日に大雨による洪水が発生してしまいました。この洪水により19名の方が亡くなり(3月20日時点)、地震で倒壊を免れた家屋も浸水し車が流されるなど、新たな被害を受けています。


洪水の影響を受け配布食糧の搬入に時間を要してしまいましたが、3月20日から各家庭へ食糧の配布を開始しました。


地震により自分の家が破損しているため、親戚の家で生活している家族や、家が倒壊したため、市内に設置されたテントで生活している家族など、基本的な生活を送ることが困難な状態にある方々へ、約2週間分の食糧を配布しています。



市内に設置されたテントの様子



食品はシリア人家庭で、一般的に欠かせない基本的なものを選びました。


【配布した食糧(一世帯分)】

  • バスマティ米(シリア人家庭で日常的に使われる細長い米) 2kg

  • 米 2kg

  • 乾燥パスタ麺 4パック

  • レンズ豆 2kg

  • フムス(ヒヨコマメペースト) 1kg

  • トマトペースト 1kg

  • 塩 1.5kg

  • 食用油 1リットル 

  • 砂糖 3kg

  • 紅茶 500g


配布している食品



3月25日までに250世帯への配布を完了する予定です。


各家庭を訪問しながら配布



配布を待っていた子ども達の出迎え



※今回はご家族のみなさまから「写真に顔出しはしたくない」という要望があったため、お顔の撮影は控えさせていただきました。

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