トルコ

​帰りたくても帰れない
​シリア難民の子ども達が、元気に成長できるように

To Lean

戦争から逃れてきた子ども達

 2011年から続き、未だ終結の兆しが見えないシリア戦争により、560万人以上のシリア人が“難民”として他国で生活しています。

 トルコには最も多い約360万人以上が生活し、その約半数が18歳以下の子どもです。

「行かれる学校がない」

​ 農村地の村々には、シリア人を対象とした教育機関がありません。トルコ人の子ども達が通う公立学校では、アラビア語が母国語のシリア人生徒に対応できません。

​ シリア人の子どもも親も「学校に行きたくても(行かせたくても)、学校がない」と語ります。

発達レベルに合わせた授業

​ 5〜15歳を対象とした教室では、年齢に関わらず、子ども達の学習レベルも様々です。

 楽しく少しずつ基礎学力を身につけるため、レベル別のクラスに分けて運営しています。

テントや土壁の家で仮住まい

​ 対象地は、トルコ南東部シャンルウルファ県の農村地域。シリアとの国境地域で、広大な農地に点々とシリア人の家族が暮らすテントや土壁の家がみられます。

 トルコ人の地主から許可を得て、シリア人家族は最低限の生活を送っています。

自分達のための教室

 私たちが運営しているのは、同じく難民として逃れてきたシリア人の先生を教師とした、シリア人の子ども達のための教室です。

​ 数年間にわたり学習から離れていた子ども達のフォローアップと発達促進のため、アラビア語やトルコ語、英語、算数、理科などの教室を開校しています。

“自分の”文房具や教材

​ 難民として危険を侵し逃れてくる子ども達は、ほとんど自分の所有物をシリアから持ってくることができません。

 学習のため、また所有物を大切にするという自己管理スキル向上のため、勉強に必要な文房具や教材をひとりひとりに配布します。

To Develop

衛生品の配布

​ すぐに病院に行くことが難しい家庭のために、家庭でできる応急手当て用の救急キット、子どもの栄養改善のための、マルチビタミンシロップ、家庭の経済的負担を軽減しながら子どもの衛生環境を改善するための、家庭用衛生品を配布しています。

越冬用衣類の配布

​ 着の身着のまま逃げてきた子ども達は、自分の所持品を多く持っていません。衣類はきょうだいや親戚、友人間で着まわしています。

​ 特に冬は氷点下まで下る寒さ。子ども達の防寒用長袖服やマフラー、手袋、ニット帽セットを配布しています。

食糧の配布

​ 対象地のシリア人家族は日雇い農作業による収入や、人道支援機関からのサポートにより最低限の生活を維持しています。小麦粉、食用油、砂糖といった基礎食品の確保が最優先とされる食生活は、炭水化物と脂質に偏っています。家庭の経済的負担を軽減しながら、子ども達の栄養改善のため、食糧バスケットを配布しています。

遊びの大切さ

​ 市郊外の遠隔地である対象地では、児童館のような地域的施設もなく、子ども達の“遊び”が守られる活動はありません。

 心身の健康な発達に、“遊び”は欠かせないもの。ただ楽しく遊び、こころの健康のためにも、ぬいぐるみの配布や描画、演劇など積極的に遊びを実施しています。

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