シリア内戦の空爆で脚を失った、ラッカ県に住む8歳のハサンくん(仮名)に義肢を提供しました。
ハサンくんは2017年に空爆で片脚とご両親を失い、以来里親家族のもとで暮らし、負った障がいへの支援を受けられませんでした。言葉数が少なく、いつも悲しそうに家で過ごし、里親家族からも適切なケアを受けることができずにいました。
今回の義肢提供においては、金銭的な課題だけでなく、里親家族との関係構築と協力に時間を要しましたが、共に活動をしている現地医師の温かいアプローチにより、支援を実現することができました。
早速自分の新しい脚を使う練習を始め、ハサンくんは医師に「サッカーをしたい」と話し、医師は「いまはまだ難しいけれど、練習して一緒にサッカーをしようね」と約束したそうです。
※動画公開には、ご本人や保護者の方からのご了承を得ています。
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