これまでも当団体ではモスクで生活する孤児となった子ども達に、食糧や生活用品を支援してきました。今回は他のエリアにある施設の情報収集をし、特に食糧不足・物資不足により生活が困窮している施設3ヶ所を対象としました。
これらの施設では、地域の人々からの金銭的・物資支援を中心として生計を立てていますが、支援を得られやすい場所とそうでない場所の格差が、とても大きくなってしまっています。例えば地域に富裕層世帯が多かったり、定期的に支援をする人がいる場所では基本的な生活を送ることができますが、支援者がいない場合は生活費を削るしかありません。食事を一日に一回にしたり、身体を清潔に保つことができなかったり、半屋外で生活するしかなくなってしまいます。
少しでも生活の足しになるよう、今回は主食となる米や小麦粉、習慣的に食されるレンズマメやソラマメのほか砂糖、塩、タヒニ(ごまペースト)、植物油や、洗剤、石鹸を配布しました。
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