10歳のマナールさんは、ご両親と、4人きょうだいと一緒にラッカ県で生活しています。
マナールさんは3歳の時に地雷により左脚を失い、生死を彷徨う状態を経験しました。
幸い一命を取り留めましたが、ご家族は経済的に困窮しており、子ども達の食糧など、基本的生活を送るために必要なものを確保することも厳しい状況でした。
そのため、その後の彼女の健康を充分に守れなかったことは、ご両親にとっても辛いことだったそうです。
私達はこれまでマナールさんに義肢と理学療法を提供してきました。
マナールさんは現在、小学校5年生のクラスで勉強をしています。将来は、自分の義肢を作ってくれた医師のような義肢装具士になって、子ども達を助けることが夢だそうです。
※ご本人とご家族には、動画公開について説明し、承諾を得た上で掲載しています。現在も続く内戦の影響を受けながらも、成長・発達している子ども達について、知っていただく機会になれば幸いです。
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