シリア内戦の爆弾により、片脚を失ってしまった7歳の男の子ムハンマド君(仮名)に、義肢を提供しました。
ムハンマド君は内戦のなかで自分の片脚を失ってしまったほか、空爆によりお父さんを失い、現在はお母さんと親戚の方々のもとで生活しています。これまで、家族には義肢や車椅子を購入できるお金がなく、また内戦のなかで破壊された学校以外、行かれる教育機関や参加できる活動がないため、ムハンマド君は毎日家の中で生活していました。家族が熱心にムハンマド君の生活をサポートしていますが、お母さんはいつも悲しそうで不安げなムハンマド君を心配していました。
地域の医師と協力のもと新しい脚を得たムハンマド君は、これから45日間リハビリを受けます。お母さんは「義肢を着けたことで息子が明るくなった」と喜んでおり、まだ口数の少ないムハンマド君も「元気になった」とコメントしてくれました。
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