このモスクでは保護者のいない子ども達40名が生活しており、これまでにマットレスや食糧、生活用品を配布しました(子ども達の状況、マットレスの配布)。前回配布したマットレスにより、子ども達はやっと休める場所ができました。モニタリング訪問をした時に、ちょうど昼寝の時間で、一人一人マットレスの上で気持ちよさそうに眠っていました。
今回はここで暮らす子ども達から「ブランケットがほしい」という要望を受けました。
活動地は砂漠気候、年中高温低湿度で、日本のようにはっきりとした四季はありません。それでも“冬”はあり1〜3月頃は肌寒くなります。日中と夜間の気温差があり、半屋外で過ごす子ども達にとって、夜は寒く眠れないとのことでした。もちろん、厚手の衣類も持っていません。
特に感染症などへの懸念が増しているなか、子ども達の基本的な健康を維持する一助として使ってもらえるよう、ブランケットの配布を急遽決定しました。
マットレス同様ブランケットは、ここで生活する子ども一人一つずつ配りました。色々なものを共有して生活せざるをえないなかで、“自分のもの”ができることは、とても嬉しいそうです。
子ども達が病気にかかることなく健康に過ごせるよう、見守っていきます。
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