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シリアの子どもカルタ展



トルコで避難生活を送るシリア人の子ども達と、カルタをつくりました。

絵札や読み札に使われている絵や文章は、子ども達がかきました。

戦争と避難により学校に行かれず、字の読み書きや友達と遊ぶ機会がなかった子ども達。テント教室に通い、母国語であるアラビア語を書けるようになったり、色を使って絵を描けるようになりました。初めは鉛筆の持ち方を知らなかったり、「自由に」絵を描くことも難しかったです。

勉強したり遊んだりといった子どもとして当たり前にできるはずのことを、してこられなかった彼ら/彼女らの経験不足を少しずつ補ってきました。

戦闘機や戦車、死体、血が流れている絵を描くこともあります。

このカルタづくりでは、子ども達の好きなことや夢を表現してもらいました。カルタとして完成したことで、子ども達の夢が一歩実現しました。カルタは無事に、子ども達に届きました。

本来は、カルタ完成後に子ども達の原画と共に展覧会を開催することも考えていました。残念ながら新型コロナウイルス感染症の拡大により、展覧会実施の見通しを立てられないため、こちらで公開いたします。

いま、世界中で忍耐強さが求められています。子ども達の絵や文章が、世界中へのエールにもなることを願います。

このカルタづくりは、フェリシモメリーファンディングにより実現しました。プロジェクトの詳細はリンク先からご覧ください。

子ども達の絵からカルタへデザインしていただいたのは、神戸でみんなでアートしよう!!+株式会社コウベノモリトのみなさまです。

作成に携わってくださったみなさまに、心から御礼申し上げます。


カルタは以下のリンクからご覧ください。

イントロダクションを含め、5パートから構成されています。



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