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ゲームのように栄養を学ぼう




スーダンの小学校で、生徒に向けた食と栄養に関するトレーニングを実施しています。


慢性的な食糧不足にあるスーダンですが、学校や家庭における野菜・果物の栽培を通じた食糧確保や栄養状態の改善には、大きな可能性があります。

2018年から実施してきた学校菜園事業では、小学校が自立的に野菜や果樹を育てられるようになりました。学校菜園は直接的に食糧を確保するだけでなく、農業や食育、生徒のライフスキル向上などにおける、学びの実践的なツールにもなります。


これまで、健康に生活するためのライフスキルを小学校から育めるよう、先生や生徒達に実践的なトレーニングを実施してきました。

スーダンの授業は一般的に、教科書の読み合わせが繰り返しとなってしまいますが、ライフスキル教育においてより子ども達の関心・理解・行動を効果的に育めるよう、指導法を先生方と模索しています。


現在は、手作りの視覚化した教材を使って、子ども達との相互的なコミュニケーションを重視した指導法を試しています。例えば栄養については、身近な食べ物の絵と栄養素がもつ働きを、ジェスチャーで結びつけて考えてみました。

先生方にとってはまだ新しい試みで、指導法が掴みにくいため、当団体のスタッフがデモンストレーションをして先生方に観察していただいています。


教科書以外のツールを使った教室での授業は、子ども達にとってはゲームのようです。デモンストレーションの後には、「とってもよかったよ」と子ども達から励ましの言葉をもらっています。生徒や先生方が楽しみながら続けていくことのできる、効果的な指導法を見つけていきます。


栄養素を役割分担



栄養素の働きをジェスチャーでイメージ



栄養素と身近な食べ物を結びつけ



食べ物が含む栄養素を考え中


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