教育が水上コミュニティでfloatingしないために

カンボジア・コンポンチュナン州の水上コミュニティで実施している教育支援活動について、パートナー団体「New Hope for Children in Floating Community (NHCFC)」と共に現地にて活動ミーティングを実施しました。 水上コミュニティは、英語で“floating community”と言います。“floating”には、“浮かんでいる”のほかに、“転々としている、ぐらついている”という意味もあります。 対象としている水上コミュニティの方々がいま直面している最大の困難が、カンボジア政府により、今まで居住していた地域を強制退去させられてしまったことです。 移住先はもともとのコミュニティからそれほど離れていないものの、湖の水量により年間の半分以上が水上、残りの期間は沼地になります。 このコミュニティで生活する人々のほとんどが漁業により生計を立てており、この移住により仕事をするには不便になってしまいました。人々からは「以前より湖に魚が少なくなった」という声も聞かれ、環境的にも地理的にも生活しにくい状況になっています。 強制退去の理由について、政府側からは明確な説明がなかったものの、パートナー団体のチームメンバーによると、政府は水上コミュニティ自体を抹消したい意向があるようです。しかし、新たに住む場所を提供する訳ではないため、人々は実質上生活する場所も、仕事をする場所も奪われることになってしまいます。 現在はまだ、陸地からボートで1時間以上要する湖のなかにあるコミュニティとなり、ただでさえ厳しい生活環境が一層の厳しさを増しています。 この状況を受け、活動

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