ぼくの、わたしの通学カバン

「自分のもの」をほとんど持っていない子ども達。 これまで教室に通う通学カバンも、私たちが教材を配布した際のビニール袋や紙袋などでした。 そんな子ども達ひとりひとりに、自分のための通学カバンを配布しました。 このカバンは、日本のボランティアの方が、ひとつひとつ丁寧に手作りで作っていただいたものです。 今まで見たことのない和的な柄に、初めは目を丸くする子ども達でしたが、友だち同士で広げたり開いたり覗いたりたりと、中身を入れる前にカバン一つでずいぶんと遊んでいました。 勉強道具だけでなく、これからどんどん、子ども達のきぼうでふくらんだカバンになっていくことを願います。

テント教室、スタートから1ヶ月。

これまで先生の自宅を教室としていたクラスですが、大きなテントを設置し、教室で勉強ができるようになりました。 テントは5m×10mの大きさで、これまでのぎゅうぎゅうとした空間とは大違い。子ども達は、テントの設営から手伝ってくれました。テントを設置する土地に生えていた雑草を刈り取り、土を平らにならし、ビニールシートと絨毯を引き教室の床をつくりました。 新しい教室で、大きな紙にカラーペンでお絵描きをしました。 色を使ってお絵描きをするのは避難後初めての子ども達ばかりでしたが、カラフルな家や花々、川、人々を描き、子ども達の顔にはリラックスした笑顔が見られました。教室が開始して2ヶ月で、子ども達の表情は大きく変わり、楽しそうな笑顔が自然と見られることが増えました。 勉強ばかりでなく、子ども達が楽しめる活動や遊びの導入も、今後取り入れていきます。

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